採用ページで求職者が知りたいことベスト3!

こんにちは、
「WEB集客SEOラボ」のやましんです。

本記事は「採用ホームページ」を制作する際に
求職者が知りたいことベスト3を中心に解説いたします。

 

■本記事の目次
1. 企業文化と価値観の重要性が35%
2. キャリアパスと成長機会の具体化が30%
3. 社員の生の声と日常の実態が25%
4.まとめ

 
 
あなたの会社が採用ホームページをリニューアル、
もしくは採用ホームページを制作する際に、
 
就職活動中の求職者が知りたい内容を中心
サイト構成をされていますか?
 
「WEB集客SEOラボ」では就職活動中の方に、
企業の採用ホームページを見る際、
何を重視していますか?
をアンケート調査をしてみました。
(アンケート対象は求職者200名です)
 
採用ホームページは、求職者にとって
企業の第一印象を左右する重要な情報源です。
 
求職者の皆様が本当に知りたい情報について、
独自の視点からランキング形式でご紹介いたします。
 
 

1. 企業文化と価値観の重要性が35%


 
企業文化と価値観は、組織の根幹を成す要素であり、
求職者の35%が最も重視する情報です。
 
これは単なる表面的な特徴ではなく、
企業の根幹的なモノとも言えるものです。
 
企業文化は、日々の業務の中で従業員がどのように行動し、
意思決定を行うかを決定づける見えない視点の
企業の指針となります。
 
イノベーションを重視する文化を持つ企業では、
従業員は新しいアイデアを積極的に提案し、
失敗を恐れずにチャレンジすることが奨励されます。
 
一方、顧客満足度を最重視する文化の企業では、
従業員は常に顧客の視点に立って考え、
サービス品質の向上に努めます。
 
企業の価値観は、
その企業組織が何を大切にし、
どのような原則に基づいて行動するかを示すものです。
 
「誠実さ」を価値観とする企業では、
取引先や顧客との関係において
常に正直で透明性の高いコミュニケーションを心がけます。
 
「持続可能性」を重視する企業では、
環境への配慮や社会貢献活動が日常的に行われ、
ビジネス決定の際にも長期的な影響が考慮されます。
 
具体的な事例として、
Patagonia社の企業文化と価値観を見てみましょう。
 
同社は「環境保護」を中核的な価値観として掲げており、
これは製品開発から販売戦略まで、
あらゆる面に反映されています。
 
例えば、リサイクル素材の使用、修理サービスの提供、
環境保護団体への寄付など、
具体的な行動を通じてその価値観を体現しています。
 
この一貫した姿勢が、
環境意識の高い顧客や従業員を引き付け、
ブランドの強みとなっています。
 
企業文化と価値観を明確に示すことで、
求職者は自身の価値観との適合性を判断できます。
 
これは、長期的な従業員満足度や定着率にも大きく影響します。
 
実際、価値観の合う企業で働く従業員は、
そうでない従業員と比べて、
仕事への満足度が23%高く、
離職率も18%低いというデータもあります。
 
企業の価値観ともいえるポリシーを
採用ホームページにきっちりページ制作することを
お勧めします。
 
 

2. キャリアパスと成長機会の具体化が30%

 
キャリアパスと成長機会は、
求職者の30%が重視する情報です。
 
これは単なる昇進の道筋だけでなく、
個人の専門性や能力を伸ばす機会全般を指します。
 
効果的なキャリア開発プログラムは、
従業員の長期的な成長を支援し、
組織の人材育成戦略の中核を成します。
 
Google の「20%ルール」は有名です。
 
これは従業員が勤務時間の20%を自由なプロジェクトに
充てることができるという制度で、
GmailやGoogle Newsなどの革新的な製品を生み出しました。
 
具体的なキャリア開発支援の例として
以下のようなものがあります。
 
メンタリングプログラム:
経験豊富な社員が若手社員を指導し、
キャリア形成をサポートします。

ジョブローテーション:
異なる部署や役割を経験することで、
幅広いスキルと視野を獲得できます。
 
リーダーシップ開発プログラム:
将来の管理職候補を育成するための
集中的なトレーニングを提供します。
 
社内公募制度:
新しいプロジェクトや部署への異動を
希望する従業員に機会を提供します。
 
学習支援制度:
外部の教育機関での学習や
資格取得を金銭的に支援します。
 
また、Amazon では「Career Choice」という
プログラムを実施しています。
 
これは従業員の学費を最大95%まで支援し、
需要の高い分野でのスキルアップを促進するものです。
 
このプログラムは、
従業員の長期的なキャリア発展を支援すると同時に、
社会全体のスキル向上にも貢献しています。
 
キャリアパスの透明性も重要です。
多くの企業では、
各職位に必要なスキルや経験を明確に定義し、
従業員に公開しています。
 
これにより、従業員は自身のキャリア目標を設定し、
それに向けて計画的に成長することができます。
 
成長機会の提供は、
従業員の満足度と定着率に大きく影響します。
 
調査によると、キャリア開発の機会が豊富な企業では、
従業員の定着率が34%高くなるという結果も出ています。
 
優秀な従業員ほどキャリア開発の制度を重要視しています。
 
 

3. 社員の生の声と日常の実態が25%

 
社員の生の声と日常に関する情報は、
求職者の25%が重視しており、
企業の実態を知る上で
最も信頼性の高い情報源となっています。
 
これは、公式の企業情報では得られない、
職場の雰囲気や実際の仕事内容、
社内の人間関係などを知ることができるからです。
 
効果的な社員の声の紹介方法には、
以下のようなものがあります。
 
詳細な社員インタビュー:

様々な部署、職位、経歴を持つ社員のインタビューを掲載し、
多様な視点を提供します。
 
「1日のルーティン」紹介:
特定の職種の社員の1日の流れを時系列で紹介し、
具体的な業務内容や働き方をイメージできるようにします。
 
プロジェクト事例紹介:
実際のプロジェクトの進行過程や、
チームでの協働の様子を詳細に紹介します。
 
社内イベントのレポート:
社員旅行や運動会、ボランティア活動などの様子を写真や
動画付きで紹介し、社内の雰囲気や人間関係を伝えます。
 
社員のキャリア変遷:
入社から現在までのキャリアの変遷を紹介し、
成長の機会や多様なキャリアパスの可能性を示します。
 
Airbnb では「Life at Airbnb」というブログを運営しており、
社員の日常や文化、
プロジェクトの裏側などを詳細に紹介しています。
 
これにより、求職者は単なる業務内容だけでなく、
実際にそこで働くことの
イメージを具体的に掴むことができます。
 
また、社員の声を通じて、企業の多様性や
インクルージョンの取り組みを示すことも重要です。
 
様々な背景を持つ社員
(女性、マイノリティ、障がい者など)
の経験談を紹介することで、
企業の包括性を示すことができます。
 
さらに、リモートワークや
フレックスタイム制度などの柔軟な働き方についても、
実際に利用している社員の声を通じて紹介することで、
ワークライフバランスの実現可能性を
具体的に示すことができます。
 
社員の声を通じた情報提供は、
求職者の信頼を得るだけでなく、
既存の従業員のエンゲージメント向上にも寄与します。
 
自社で働く意義や魅力を再確認し、
帰属意識を高める効果があるのです。
 
これらの情報を効果的に組み合わせ、
求職者に提供することで、
企業の魅力をより深く、
具体的に伝えることができます。
 
そして、このような取り組みは、
単に優秀な人材の獲得だけでなく、
長期的な従業員の定着と
組織の持続的な成長にもつながるのです。
 
 

4.まとめ
 
求職者目線の採用ホームページ作り大切。
 
採用ホームページで求職者が最も知りたい情報は、
企業文化と価値観、キャリアパスと成長機会、
そして社員の生の声と日常です。
 
これらの情報を効果的に伝えることで、
求職者の興味を引き、応募につなげることができます。
 
重要なのは、これらの情報を単に羅列するのではなく、
視覚的にも分かりやすく、
かつ具体的なデータや事例を交えて紹介することです。
 
「数字で見る」コンテンツを活用し、
以下のような情報を視覚的に表現することが効果的です。
 
・平均勤続年数
・有給休暇取得率
・女性管理職比率
・新卒3年以内離職率

 
これらの数字は、企業の働きやすさや
成長機会を客観的に示す指標となります。
 
社員の声を紹介する際は、
様々な年代や職種の社員の意見を取り上げることで、
多様な視点を提供することができます。
 
採用ホームページの情報は定期的に更新し、
常に最新の企業の姿を伝えることが重要です。
 
これにより、求職者の継続的な関心を維持し、
優秀な人材の獲得につなげることができるでしょう。
 

 
 

採用ページで求職者が知りたいことベスト3!


<この記事を書いた人>

やましん  /  YAMASHIN

「WEB戦略」をこよなく愛し日々勉強と奮闘しています(笑)。
大学卒業後、経営コンサルティング会社
⇒採用・教育コンサルティング会社

⇒マーケテイングオートメイションシステム開発
これまでのご支援顧客様は800社以上。
趣味はプロレス観戦とドラマ鑑賞。
日々zoomで個別相談コンサルティングをしています!


【これまでのWEBマーケティング実績】
・お問い合わせ実績はコンサルティング前と後では200%アップ
・WEBブランディグによる成約率は96%の実績
・ホームページのデザイン導線設計では滞留時間を200%アップ

◇やましんブログ(WEB戦略情報専門コラム)
 https://can-tape.com/yamashin/